会社設立エッセイ/起業の環境、事業アイデアなど|会社設立無料情報

会社設立羅針盤

会社設立エッセイ@

VOL01 起業の環境

VOL02 心構えなど

VOL03 事業アイデア

VOL04 オフィス

VOL05 資本金とは

VOL06 金融機関

VOL07 電子定款の作成方法とオンラインシステムでの申請手続き

VOL01 起業の環境

▼起業ブームということばも聞かれます。昨今の起業ブームを後押ししているのは、やはり情報の流通手段としてのインターネットの力が大きいのでしょう。とりわけ、メールやブログの普及によって、ごく普通の個人が容易に「情報を発信する側」に身を置くことが可能になりました。膨大な広告宣伝費なしに、日本中、世界中を相手にビジネスアピールができるのですから、事業をはじめるに際してのハードルは、かなり低くなったように感じられます。

▼この起業熱を、社会制度の面で後押ししたのが、2006年5月に施行された会社法です。
株式会社で1,000万円以上、有限会社でも300万円以上必要だった最低資本金制度が撤廃され、小さく起業することが容易になりました。また、会社設立の手続き面で商号や目的などの要件緩和されたり、会社運用面でも柔軟な(有限会社的な)機関設計ができるようになりました。

▼さらにこれから、いわゆる2007年問題から派生する団塊の世代の起業が、また新たな起業ウェーブを巻き起こすかもしれません。資金力があり、基幹産業を支えてきた団塊の世代は、情報起業とは違う新たな起業スタイルの火付け役になるかも知れません。

VOL02 心構えなど

▼起業にはリスクはつきものです。 「起業は儲かる」などという宣伝文句も目にしますが、皆が同じように儲かるということがありえるのかどうか、普通に考えれば誰でもわかります。
一定のリスクを考慮しつつ、それでも起業を思い立ったら、家族をはじめとする周囲の人たちの理解を得るのが肝心です。万一ビジネスが成功してもしなくても、親しいひととの間で感情のしこりを残さないようにしたいものです。

▼独立してからといって、必ずしも思い通りのビジネスができるとは限りません。
独立すれば、上司や経営者の反対にあうことはありませんが、実行できるかどうかは別問題だからです。
ビジネスプランの実行には、資金、信用、人脈、販売網など重要な要素があります。大きな会社にいたときは当たり前のように享受していたそれらの基盤が利用できなくなったわけですから、社内の反対を説き伏せるよりもよほど難しい局面に立つといえます。

▼大きな会社であれば各部門で分担していた仕事も、一人(少人数)でこなさなければなりません。
企画立案、制作(製作)、PR、接客、販売、顧客管理、売上・経費管理、日用品の買出しまで、すべてです。労働時間は間違いなく会社員時代より増え、起業してしばらくは、始業・終業、休日の観念すら無くなってしまいます。

▼1人で起業したら、苦労を分かち合う同僚もいなくなります。職場でちょっとしたアイデア、プランを話合ったり、退社後に仕事の愚痴を言いあう人間がいないという状況は、帰属意識の強い人にはつらいかもしれません。

VOL03 事業アイデア

▼起業しようにも、事業が決まらなければ前に進みません。
本来であれば、好きで得意な分野でネタを見つけるのが一番ですが、いざビジネスになるか、儲かるかということになると、自信が持てなくなってしまうものです。
1つのことを昼夜寝食を惜しんで考えていると、突然ひらめくということがあります。脳の活動が活発になって、これまで見聞き体験し、意識の引き出しに格納されていたことが、何かのテーマと結びつき、思わぬ理想形となって出現するようなケースです。
そういう脳の神秘を引き出すためにも、いつも市場の情報に触れていることが重要だと思います。
目指すべき事業の業界のこと、ナンバーワンの地位にいる企業の経営のこと、商材のこと、販売手法のこと、顧客の評価、市場規模、顧客ニーズの変遷など、収集すべき情報はたくさんあります。そのような情報の蓄積が、思わぬアイデアを引き出してくれることも少なくありません。

▼オンリーワンのビジネスアイデアを思いついたのであれば、最高です。
しかし、オンリーワンのネタを思いついたからといって、成功が約束されたわけではありません。オンリーワンのビジネスを軌道に乗せるというのは大変なことです。
いままでに無かった全く新しい商品サービスだからといって、顧客がすぐに飛びつくわけではありません。良いか悪いかわからないものをリスクをおかして購入する人は、むしろ少ないとも考えられます。実験台になるのは嫌ですから。
評判やクチコミが広がるまでには、多くの時間と労力と宣伝費をかけなくてはなりません。 努力が実って売上が伸び始めたとしても、そのままオンリーワンの地位を維持できるとは限りません。どこの業界をみても、1社しか存在しない業界はありませんし、業界いちばんの老舗がbP企業とも限りません。
つまり、一番手が非常な苦労をしてひねり出した事業アイデアも、儲かるとわかった途端に次々他社が参入してくるということです。後から参入してきた企業が、体力にものをいわせて、あっという間にマーケットを占有してしまうということは、ごく当たり前に起こります。

▼そう考えると、起業にあたっては、二番手、三番手を狙ってみるというのも、現実的・効果的な方法といえます。
・すでに先駆者が市場ニーズの検証を済ませてくれている。
・市場に認知されはじめている。
・先行商品を踏まえ、より高機能、高付加価値の商品を提供できる。
これらの利点は大きいものがあります。
見極めのポイントは、先行企業の市場占有状況と、先行商品との差異化の可能性ということになります。

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